尾道の旅の続きでどうしても書いておきたかったのが宿の話です。
今回宿泊先に選んだのが、
せとうち湊の宿「島居邸(しまずいてい)洋館」。
美しくリノベーションされた洋館1棟に泊まることができます。
4名だと「望(bou)」という洋館の一部のみ貸し出しプランになりますが、寝室は2部屋あり、十分です。
その雰囲気は↑のリンクをぜひご覧ください。
尾道は坂の町です。駐車場は坂の下。歩いてスーツケースを持っていくのがたいへんでした。
コンシェエルジェに電話をしたら、力持ちの飛脚が迎えにきてくれ、大きな荷物をひょいっと担いで上がってくれました。
チェックインは宿泊する「島居邸」とは別棟にあるので、自分たちの家のように利用できます。
キッチンがあるのでこの宿に泊まったら、断然自炊がおすすめです。
旅先で料理なんて、そんな面倒なことはしなくてもいいと義父母は思っていたようですが、
私のわがままで自炊することに。しかも、私の誕生日月ということで食材費をいただいてしまいました。
尾道駅のアーケード街で焼き穴子とえびおぼろ、桂馬の蒲鉾を買い、
百貨店「福屋」に行き、鮮魚コーナーで地魚の盛り合わせを注文。
魚をさばいてもらっている間に、野菜や果物、ヨーグルトをどんどんカゴに入れていきます。
私たちが買い物に行っている間、父と母はひのき風呂で汗を流し、リラックス。
買い出しから戻ったら、そこはもう家のようでした。
できるだけ短時間で支度をしようと思ったので、あまり写真が撮れていないのですが。。。
塩、オリーブオイル、尾道醸造のビネガーは宿でもらえるのでだいたいのことはできます。
スティック包装のしょうゆ、塩、こしょうは自宅から持ってきていました。
インスタントのみそ汁をベースに、あら汁も作れました!
器も作家モノばかり。
ベビーリーフ、きゅうり、トマト、もずく、果物などそのまま食べられる食材を買い、
あとは焼くか蒸すか。いろいろきのこの蒸し煮にスダチを絞りかけたものは義母に喜ばれました。
日の出をベランダから見て、千光寺や展望台など散歩。
チェックアウトは11時30分と遅めにしてのんびり過ごしました。
また帰りたい、そんな宿です。
千光寺からさらに坂を上がると展望台があります。
リニューアルしてアートのようなデッキになっていました。