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分身ロボット・OriHime(オリヒメ)の取材記事

雑誌『栄養と料理』9月号で分身ロボットを開発したオリィ研究所を取材執筆しました!
OriHime(オリヒメ)と名づけられたロボットを遠隔操作するのは、病気や障がいのある外出困難な方たち。
ロボットに搭載されたカメラで周囲を見ることができ、その場にいる人とリアルに会話もできます。
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三重県の自宅にいながら東京・日本橋にある分身ロボットカフェと、
和歌山県のアドベンチャーワールドの飲食店で働くちあさんにもインタビュー。

ちあさんは5歳から車椅子。ご自身では手を上げたり首をふることもむずかしいのですが、
オリヒメなら自分の体でできないことができると話してくれました。 
重度肢体不自由者など、困難を抱える人の社会的な孤独から救うテクノロジーです。
「できない」を「できる」に変える選択肢を増やすロボットです。
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誌面はモノクロなのでブログに写真を載せておきましょう。
目の間にある黒い丸にカメラがあり、そこから店内やお客さんの様子を見ることができます。
OriHimeの身長は70cmとコンパクト。ログイン中に目が光ります。
手を上げたり、うなずいたり、なんでやねん!とツッコミもしてくれるんです。
手がついてから「分身感」がアップしたそう。

接客スキルを共有したり、仕事の相談ができる同僚の存在が大きいという話も印象的でした。
スケジュール帳にバイトの予定を入れることが、先の見えない闘病生活のモチベーションになっている方も。
下の写真は、3月に下調べに行ったときのもの。
アーム付きのロボットとオリヒメを合体させたバリスタコーナーのロボットです。
ロボットを組み合わせることでできることが増えました。
好きなコーヒー豆を選び、その場で豆をひき、遠隔でコーヒーを入れてくれます。
担当のバリスタさんと会話を楽しむ時間もありました。

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オリヒメ体験、バリスタコーナーとも分身ロボットカフェのサイトから予約を。
夏休み中は、きっと目を輝かせた子どもたちでにぎわっていると思います。


by shukas | 2022-08-12 23:34 | かんがえる | Comments(0)

フードライター大久保朱夏の暮らし


by shukas
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