式場隆三郎展へ

近所でいつでも行けると思っていると見逃してしまうので、
練馬区立美術館で開催中の「式場隆三郎展　脳室反射鏡」へ。

「まちスナップ」を撮る練習も兼ねて一眼レフを持って出かける。
いつもマクロレンズを装着しているのだけれど、標準レンズに替えてみる。

可憐な「十月桜」を見つけた。よく通る公園なのに初めて気づいた。

美術館の前は、アートな動物が迎えてくれる。

式場隆三郎は、精神科医でありながら民藝運動に関わり、山下清のプロモーターであり、

ゴッホの複製画展を手掛けた人。６７年の人生でどうしてこれだけのことをなし得たのか
圧倒される。全国を巡回したゴッホ展のポスター、小学生の絵、山下清の貼り絵、

草間彌生の初期の作品「線香花火」がよかった。

隣接している貫井図書館で本を借りて、レイノコーヒーで休憩。

本当は、あんバタートーストが食べたかったのだけど、

残念ながら、それを迎え入れる食欲がなくて、かぼちゃのパウンドケーキを注文。

うちのコーヒーが切れたので、酸味系の「エチオピア」をペーパー用に挽いてもらい、持ち帰った。
この店のエチオピアの軽やかな酸味が好き。

美術館は月曜休館、カフェは火曜休みなので、

美術館とカフェをセットで楽しむなら、水曜以降の来館がおすすめ。

カメラを持って歩くと、いつもは見逃してしまう道端の花に目が止まる。