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『猫の腎臓病がわかる本』宮川優一著を読んで

猫はいつまでも小さな子どもみたいなのに、
たまちゃんは今月3歳(えっ?もう人間の28歳)。
活発な女の子。ジャンプ力あり、鶏肉・豚肉・牛肉・バター・生クリーム・
パンが好きで人間の食べ物を狙う(あげないようにしていても隙を突かれる)。
鼻も手も使えて器用。

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こちらはみゅーくん。10歳の男の子。
もう人間でいうと56歳で私よりも年上に!
1匹目のアントニオと2頭飼いしていた頃は、ボーっとした子だと思っていたけど、
アンちゃんが亡くなってから繊細でおとなしい子だということを気づいた(ごめんよ)。
上がり目だから姪っ子たちは怖がるんだけど、とってもおとなしいの。
怖いから時々、シャー!!!って威嚇しちゃうんだ。
人の食べ物には興味を示さず、ほしがるのは削りがつおだけ。
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腎臓はいまのところ問題ないのだけど、もうシニア期。
1匹目のアントニオは7〜8歳のときから泌尿器が黄色信号だったので、いつもトイレの様子を気はしている。

猫の飼い方が書かれた本は、アントニオが子猫のときに何冊も熟読し、
一年ほどは、雑誌「ねこのきもち」の定期購読をしていたけれど、
うん、だいたいのことはわかった!となってから、積極的に情報収集をしなくなった。
具合が悪くなった時だけ動物病院に連れていき、
心配な症状がなくなったら、穏やかないつも通りの生活が続く。

腎臓病専門の獣医師・宮川優一先生の『猫の腎臓病がわかる本』(女子栄養大学出版部)を読んでみて、
私が持ち合わせている「猫の健康情報」は、14年前から更新されていなかったことに気づかされた。
腎臓病にもこんなにたくさんの種類があることは知らなかったし、
「もしかして?」のサインやストレスチェック項目で、
忘れていたことや、気にとめていなかったことも含まれていた。
子猫のときに知りたいことと、シニア猫になって知っておきたいことは違う。

カリカリだけでなくウエットフードも試してみようかと改めて思った。
11匹の猫による試食会のニャンココメントも面白し、参考になる。
いつまでも小さな子どもだと思っていた猫たちとの暮らしを見直すきっかけになった。

これからは人間も猫も長生きになる。
8歳以上のシニア猫が健やかに暮らすため知識や
猫の終末期とどう向き合うかという情報がますます必要とされそうだ。
『猫の腎臓病がわかる本』宮川優一著を読んで_d0122797_17411539.jpg
猫は素晴らしい!! 猫好き大家さんのおじさんの名言。







by shukas | 2020-06-13 17:42 | かんがえる | Comments(0)

フードライター大久保朱夏の暮らし


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