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中村育子さんの『70歳からのらくらく家ごはん』が発売されました

在宅で暮らす高齢のかたの食生活を支える訪問管理栄養士として21年のキャリアを持つ中村育子さんの本、
70歳からのらくらく家ごはん』が女子栄養大学出版部から発売されました。
昨年夏から制作にかかわり、私はライター&まとめを担当。
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▲デザインは横田洋子さん、中村先生のイラストは鹿又きょうこさん

この本の料理は、味の素味の素冷凍食品マルハニチロキユーピー
日本冷凍食品協会の協力を得て、中村育子さんが開発・監修を手がけたもの、
そして、月刊誌『栄養と料理』の介護特集で中村育子さん監修で料理研究家の田中可奈子先生が考案した料理を収載しました。

どんな商品を買えばいいか、買い物の参考になるようにパッケージ写真や素材の写真も掲載しています。
木本直子さんのイラストレシピもわかりやすい!

冷凍食品、市販品、レトルト、缶詰をフル活用し、料理に不慣れな人(介護をしている男性)、台所に立つのが億劫になってきた人でも、
味つけの失敗なく、楽に作れ、不足しがちなたんぱく質やエネルギーをとれる料理ばかりです。

高齢のかたの家を訪問し、「食欲がない」「料理が作れない」と訴えていた場合、「1か月後にいい解決策を提案します」なんてことでは、
栄養状態がさらに悪くなってしまいます。高齢しの栄養改善は待ったナシ。
介護している人、あるいは病気や足腰が痛いときでも「楽」に作れる料理をその場で提案しなくてはなりません。
実際、中村育子さんが訪問栄養の現場で紹介してきた料理を収載しました。

生鮮品よりも保存期間が長い冷凍食品などの市販品は、使いたい分だけ使えるというメリットがあります。
この本で紹介した「冷凍鶏肉の竜田揚げ焼きそば」を参考に、冷凍鶏から揚げとカット野菜で作りました。
豚肉がないと焼きそばは作れないと思ってしまいがちですが、唐揚げや竜田揚げでいいのです。
また、高齢のかたが好きなのは、塩焼きそばよりも断然ソース味。
変わった味よりも、慣れ親しんできた味が喜ばれるということも改めて確認できました。
(ちなみに、休校中の姪っ子のランチに作ったら大好評でした。写真は3人分)
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高齢者は、噛み合わせが悪くなったり、虫歯や口内炎ができて「かみづらい」ことがあるので
から揚げを「食べやすい大きさに切る」のが大切なポイントになります。
簡単なことに感じますが、知識がないとできないことです。

奥様やお母様の介護をしている男性も増えています。
家事や看病に精一杯で、書店になかなか足を運べないと思うので、
ご家族はもちろんですが、ケアマネジャーさん、ホームヘルパーさん、管理栄養士さん、
介護福祉士など専門職の人から、この本を紹介してもらいたいという願いを込めて
編集の監物さんとこの本を作りました。

私はこの本は、うちの親はまだ元気という人にも、ぜひ手にとってほしいと思っています。
離れて暮らす親に電話やメールで「ごはん、食べている?」と聞くと
「ちゃんと食べているよ」と答えることが多いと思うのですが、
ごはんに納豆など具がないうどんやトーストなど食事がワンパターンになっているかも。
「食べている」の中身が肝心です。どんなものを食べたらいいのか、本の中で簡潔に紹介しています。 
親が元気なうちに何か一品一緒に作ってみてください。

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中村育子さん(写真左)は、「作る練習、食べる練習になる本」と言います。
らくらく料理のレパートリーを増やしていくことが、
元気で長生きをする秘訣になります!
70歳からのらくらく家ごはん』をどうぞよろしくお願いします!


by shukas | 2020-03-10 01:04 | かんがえる | Comments(0)

食のクリエイター&ライター大久保朱夏の暮らし


by shukas
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