日本は水の国。山々と大小の河川のおかげでお米もお酒もできます。
出汁がとれ、魚を生でいただけるのも水のおかげです。
でも、その水も時として巨大な力になって猛威をふるうことがあります。
台風19号がもたらした被害の全貌がわかるまでには、
まだ時間がかかりそうですし、被害が広範囲かつ点在しているという、
これまでにはない課題に直面しています。
今回のような規模の台風が年1、2回襲来する可能性は大です。
防災、減災に務め、家族+隣近所に住む人の心配ができるくらいの「余力」が必要だと実感。
(お隣の独居高齢者の方に声かけすればよかったと反省)
これからは、生き抜く力、サバイバル力が必須になりそう。
SNSにあふれる情報の中から、適切な情報を選びとって行動につなげていくことも大事。
そして、危ないかもという予測がついたら、念のために先に逃げる。
昔から言われるように「逃げるが勝ち」。
「たいしたことなかったね」と言えばいいのです。
首都圏の鉄道は止まってしまうので、逃げるなら早くしないと封鎖の危機もあります。
風雨が強くなってきたら、外に出ることさえ難しくなってしまいます。
幸い私が住む家は、被害はありませんでしたが、
近くの川に氾濫警報が出て、妹たちがひと晩、避難してきました。
写真は、停電に備えてたくさん炊いたごはんで作った焼きおにぎり。
台風が過ぎさった日の朝ごはんにしました。
みそとしょうゆの2種。おにぎりがあるだけで安心するものです。
東日本大震災のときにも思いましたが、多拠点で生活したり、仕事をする生き方をする人は
今回の台風を機に、さらに増えていくのではないでしょうか。