立春からスイッチが入った母の色塗り。
一枚が二枚、二枚が三枚、三枚が四枚…と
お札のように一回に描く絵の数が増えていき、1〜3時間集中し、クーピーで模様書きができるようになったのです。
母と一緒にいるときに自分の時間が増えてきました。
達成感があり、頭を使うから
塗り絵より好きなんだそうです。
不穏になると、落ち着きがなくなくなり、
いろいろ困ったことがあったのですが、
気持ちいいこと、好きなことは
継続することで
続ける力が定着していく感じがします。
脳に新しい回路ができるのかもしれません。
朝3時から13枚!!
もう少し寝てほしいのですが、
ずっとやっていたいと言いながら、
朝食の時間まで描き続けていました。
色塗りという好きなものを見つけてあげられ、
ホントよかったー。
これは自分を褒めたいです。
・トイレに執着し、リビングの椅子に座っていられない
・パンツを取り替えたくなる
・テレビがついていても、観ていない
・テレビがついているのに寝ている
・デイサービスの迎えがくると行って玄関に行ってしまう。
・つまらなくなると寝る!と言って寝てしまう(でもすぐ起きてくる)
・何をしたらいいのか?よく分からずウロウロ
・何かをさせないと落ち着かない
このような不安や執着をうまく薬でコントロールするという治療は大前提。
だめなときは色塗りもできなかったと思います。
適切な治療があってはじめて家族の工夫が生きてきます。
「待つことって大事だねー」と主治医も深くうなずきながら言っていました。
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