バイリンガル料理教室「NIPPON GO!」で味噌づくり
2015年 02月 20日
バイリンガル料理教室「NIPPON GO!」で
舘野真知子先生の味噌作りに参加してきました。
教室は大豆が煮える、ふくよかな香りでいっぱい。

こちらは準備中の舘野真知子先生。

そしてオーガナイザーの角田菜穂子さん。

ふたりとも着物姿がステキです。
時間のかかる仕込みは、あらかじめスタッフがしてくれたので、
参加者は、味噌作りの一番楽しいところを体験させてもらえました。
といっても、煮た豆をつぶし、麹と塩を混ぜ込んで
味噌玉を作り、袋に詰めていくのは全身運動。
じんわり汗をかきました!
ふだん腕の力を使っていないことをまざまざと感じます。
翌日はやっぱり筋肉痛。。。
外国人には英語のレシピが配布され、
実演は柴田かおるさんの簡潔な通訳付き。
息のあった心地よいテンポで、レッスンが進んでいきます。
味噌の発酵メカニズムについても詳しい話を聞くことができました。

今回は場所をとらずに保存できる、ラミジップを使っての味噌作り。
今年の新兵器だそうです。これはコンパクトでいいですねー。

できあがったころには、お腹がすいてフラフラに。
昨年仕込んだ味噌を塗って焼きおにぎりを作り、


味噌田楽をいただき、

具だくさんの豚汁にデザートまであり、大満足!
レッスンの前にオーガナイザーの柴田かおるさんとお話する機会があり、
「人間、分り合えないと思うところから、始めないといけない」という言葉を聞きました。
日本人同士だとあ・うんの呼吸で分かりあえたり、
相手をおもんぱかったりしてしまいますが、
日本人と外国人が一緒に料理を作る体験を通して
当たり前を見直したり、
いつもと違う方向から見たりすることって大事ですね。
いや、日本人同士、友達でも家族でも恋人でも
「分り合えない」をスタートに考えると視座が変わります。
そういうことを忘れていたなあと再確認。
いよいよ22日は「おとなのひな祭り」をテーマに
NIPPON GO!で講師を務めます。
参加してくれる幼馴染に、ちょっとキンチョーしているとメールをしたら、
「いつも通りでだいじょうぶ!」と励まされました!
25人の参加者のみなさま、どうぞよろしくお願いします!
「人は分かり合えないと思うところから、スタートしなくちゃね!」