映画『千年の一滴 だし・しょうゆ』を観た
2015年 01月 14日
先日、日仏合作ドキュメンタリー「千年の一滴 だし・しょうゆ」(ポレポレ東中野)を観てきました。
アスペルギルス・オリゼという酵母の織り成す世界に夢中になりました。
上映後、カフェにいらした柴田昌平監督とお茶をして、
3年かけてヘトヘトになって制作したお話をうかがいました。
種こうじ屋の撮影交渉は特に苦労したそう。
日仏合作ということで、フランス人の意向も反映されています。
フランス人は徹底して「自然と人」にこだわっていたのが発見だったと監督。
和食ブームの影で生産現場は、危機的状況にあるという言葉にずしっときました。
映画はそういった危機感はあおらず、ただただ丁寧にやさしい眼差しで
根気つよく、だしやしょうゆの科学とこうじの力を描いていきます。
この後、行った居酒屋で「絶対に観てください」と店長と料理長に力説し、
チラシを渡してきました。
どうやら根っからのアンバサダー体質のよう。
今年の目標はミーハーになり、あれこれ観て感じること。
食のイベントも自分がナビゲーターになって企画していく予定です。
どうぞお楽しみに!
映画を観た翌日の朝ごはん。牡蠣とほうれん草のつゆを玄米にかけていただいた。