2011年を振り返って
2011年 12月 31日
太陽が出ているうちに、今年を振り返ってみよう。
今年は心の重い一年だった。
その重さはいまも続いている。
桜の頃、「がんばろう東北」という言葉を見るたびに
「がんばれない」と心で泣いていた。
水戸にいる妹家族のことばかり考えていた気がする。
携帯メールで「げ」と入力すると、優先候補として
「原発」が第一候補にあがってくる時期が長く続いた。
いまは、「元気」が第一候補にあがってくる。
多くの人がそうだったように、
自分の生業について見つめなおした。
夏、打ちひしがれてばかりもいられなぁと
気持ちを立て直そうとしたときに
「現代用語の基礎知識」の食生活の分野の執筆依頼がきた。
ありふれた食卓の風景を失ってしまった方が大勢がいる2011年に、
食卓に放射性物質があがってしまった2011年に、
この仕事と巡り合えたことに感謝の気持ちが尽きない。
食の分野でやっていこうと決めることができた。

▲ランニング雑誌「クリール」で私のイラストを描いてくれた
小池アミイゴさんの作品。やさしい気持ちになれる。
来年は、おいしいものをたくさん食べて、
泣いたり笑ったりしながらお酒を飲もう。
働けることに感謝して、精一杯生きていこう。
東北のことを思い続けよう。
東北のお酒を1杯飲んだら、関西のお酒も1杯飲もう。
想像力の翼を広げて
自分を表現することを楽しもう。
文章を書いて伝えていこう。
ステキな人とつながろう。
昨日、コピーライターの友だちが制作した
「万が一かるた」のWebサイトが公開された。
原発事故が起きたとき、どのように行動したらいいかを
「かるた」にしたもの。私も少しお手伝いした。
お正月にご家族でどうぞ。
現物がほしいという人が大勢集まれば印刷できる。
みなさま、どうぞよいお正月をお迎えください。
朱夏

