「絆」について思うこと
2011年 12月 13日
NHKの発表によると1万5841人が亡くなり、
9日現在3493人が行方不明、
全国で33万2691人が避難先で生活をしている。
今日、今年を表す漢字が「絆」と発表された。
「絆」という字を見ると、ちょっぴり胸が苦しくなる。
震災直後の「PLAY FOR JAPAN」という言葉に
寄り添えなかった気持ちを思い出す。
震災で「絆」を再認識できた人もいると思うが、
私が津波で家族や大切な人を失っていたら、
「絆」を深められない喪失感に襲われる気がする。
もしかしたら、震災で「絆」が深まったよねと
言っている人を恨んでしまうかもしれない。
わかりやすくて力強い言葉を目立たせることで
不安や迷いや葛藤や後悔や切なさなど
どうにもならない気持ちが
一色に塗られてしまうようで苦しい。
言葉に酔うのはキケン。
みんなの心をひとつに、というのは幻想だと思う。
自分で考えて生き抜く時代になっている。

▲ハイビスカスの蜜を求める小さな蟻
私の今年を表す漢字も考えてみたが、
これがまとまらない。
今晩は、白菜と塩鮭の蒸し煮を食べた。

