書くのは簡単
2010年 06月 25日
体調がすぐれないときは山に入ってはいけません」と原稿に書いた。
これを書くのは簡単なのに、自分で判断して決めることが
こんなに難しいとは思わなかった。
▲日光男体山と中禅寺湖
高熱が出たり、腹痛でのたうちまわるような緊急事態ならあきらめもつく。
先日のハセツネの安全講習会がそうだった。
とても山に行けるような状況ではなかったので欠席。
でも、「体調がすぐれない」程度で山行を中止にするのは勇気がいる。
しかも、いまは本の制作を仕事にしている責任もある。
実は昨日、大菩薩嶺を案内してもらう予定だった。
梅雨の中休みの奇跡的な晴れ。
貴重な有休をとって付き合ってくれる友人もいた。
しかし、ガイド役をかってくれた山やさんから
体調が万全でないなら見送るのが賢明という
助言があって延期することに。
長年、フリーランスで働いているため、
無理をする状況には、慣れているのだけど
山はそれが通用しない。
「大きな山を登る上で大切なのは、体からのメッセージと、
山からのメッセージをきちんと受け取って、判断すること」
「消極的な積極性」こそが山で生き残る秘訣」
「山は逃げない」
いいアドバイスをたくさんもらい、
山の魅力をまたひとつ知ることになった。
山行時の基準にしたいと思います。
2007年の山耐では何があったのでしょうか。いつか聞かせてくださいね。
アッキーさんともども末長くお世話になります。ハッピー!
私にとりましてもシビレる名言でした。心に刻んで山とつきあいましょう!