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トレランの原体験

おとなになって、森から遠ざかってしまっただけだと思う。
子どものころは日常的に土のにおいを感じ、
野山を走り回ることが生活に溶け込んでいた。

連休中、インドア派の夫が10kmのトレイルランニングを初体験した。
はじめのうちは「この道は走る?走らない?」と聞いて歩いていたのに、
途中から気持ち良さそうに、私の前を走っていた。
正直、とても驚いた。
子どものころ、山梨の田舎で過ごした夏休みを思い出したそうだ。

不整地を走る、不規則なリズムが原体験を呼び覚ます。
それがトレランの極みなのかもしれない。

5月6日朝日新聞夕刊のファッションデザイナー皆川明さんの
「デザインの接点」というコラムもよかった。
一部抜粋させていただこう。


「(前略)情報がますます空間的に広がってゆくと、
物はプリミティブ(原始的)な方向へと回帰して
ゆくのではないか。デザインが自然と人との
橋渡しとしての役割を持つ時、デザインはしばしば形として、
または様子として自然物の姿を
借りるようになる。人は自らが自然の一部であることを
どこかで意識できなければ、
心の住みかを失ってしまうだろうから」


トレランもプリミティブなスポーツである。
ブームが定着するとしたら、
それは心の自然な欲求なのだと思った。


※我がトレラン部の方へ 
夫は斑尾レースに参戦したりはしませんからっ!

◆夕食◆
塩豚と大根の蒸しもの、汁ビーフン
Commented by narabon at 2010-05-08 09:30 x
はじめまして、narabonです。
twitterからお邪魔します。

すごく良くわかります。
うちの息子を登山に連れて行くと、
何も教えなくても走り出します。
彼には登山とトレランの境界なんて関係なく、
何か人間の本能的なものがあるのかな。

twitter@narabon
Commented by shukas at 2010-05-09 09:55
★narabonさま
twitterではどうもです。ブログへの訪問ありがとうございました。息子さん、何も教えなくても走り出すんですね。原始的な部分では、トレランと登山の境界はないのでしょう。そう考えてみると面白いです。
by shukas | 2010-05-08 03:36 | はしる | Comments(2)

食のクリエイター&ライター大久保朱夏の暮らし


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