激しくもさわやかなり、高尾山陣場山トレイルランニング
2009年 09月 21日
トレイルランナーの朝は早い。
4時50分起床。朝食には素麺、おにぎり、冷やしトマトを食べ、
最寄駅5時57分発の電車に乗り、高尾山口駅を目指す。
集合時間は7時30分。
昨日はアルバトロスのトレイル部と皇居練習が縁で出会った
Tomoさんの会社のASJのトレラン部との
第1回合同企画イベントが開催された。
「ゆったりランニング組15.8km」と
「ドMランニング組27.5km」の2チームに分かれ、
秋の高尾山を走って楽しもうというのが目的のFun Trail Running。
参加者は総勢14名。はじめましての人もいっぱいいる。
出発前に各チームリーダーからコースの説明があった。
「ゆったり組」には、アルバトロスからトレラン初体験の杉さまご夫妻と
ユカちゃん、私の友人のアッキーさん、アッキーさんの妹のナオさんが参加。
「ドM組」には、アルバトロスとASJの橋渡し役となったTomoさん、
じろーさん、タケさん、そしてナオさんの彼氏のムラちゃんが初参加。
ドM組は高尾山⇔陣馬山の往復コースを約5時間かけて走る。
Tomoさんから「今日はフルマラソン並みのエネルギーを使います」と
説明があり、「その覚悟で来ました」と私。
トレランは、ランニングの1.5倍くらいのエネルギーを
必要とする気がしていたが、本当にそのようだ。
山道を20km以上走るのは初めてだったので、
経験者と走れるのは心強いと思ってドM組に参加を決めたが
出発前は緊張のあまり無口に。そんな気配を察したじろーさんに
「大丈夫ですか~、シュカさん?」と声をかけられる。
8時10分高尾山口駅をスタート。
往路のゴールとなる陣馬山山頂を目指す。
いつもトレイルは走り始めの5kmが辛いと感じていたが
昨日はいつまでも波に乗れず、体が重いし、息が上がる。
上りは歩き、平らな道でさえ走っているとは
言い難いペースで男性4人についていく。
「ついていく」といっても、あっという間に
4人の姿が見えなくなるほど差が開いてしまう。
走りきれるだろうか?4人を待たせて悪いなぁ・・・。
なんてネガティブなことを考えると、ますます体が動かなくなるので
マイペースでいくしかない、ケガをしないことだけ考えようと
気持ちを切り替えながら、重い体をジリジリと前に進める。
▲階段を一気に駆け上がる4人。力強い!
9時20分、桜と紅葉の名所「一丁平」に到着。
元気を出そうとスズメバチエキス入りのジェルでエネルギー補給をする。
トレイルでは、ススキやノアザミを見ることができ、深まりゆく秋を感じた。
草花の写真を撮る余裕はなかったけれど・・・。
▲「タヌキみたいに、ボケた顔して撮りましょう」と言ったのは私。
▲じろーさんが走っている姿を撮影してくれた。辛そうに見えないのが写真マジック!
往路はひたすら上り、予定より遅れて11時過ぎに陣馬山山頂に到着。
最後の2km標識を見てからが長かった・・・。
▲まずはエネルギー補給。茶屋でうどんと梅干しを食べる。おいしい!
▲がドM組の5人。
写真右から、狂おしいほど尾根を愛し、経験豊富なリーダーのTomoさん、
トレラン初体験ながら、みごとな適応力で立派なトレイルランナーとなった新星ムラちゃん
念願のトレランレースデビューを果たし、トレランホリックと自称しているじろーさん
私の左が、富士登山競走に2年連続出場の「上りを愛する」おちゃめなミスタータケさん
私はシャツもパンツもバックもキャップも「サロモン」でコーディネート。
復路はまき道をいき、高尾山口駅まで戻る。
予定していた集合時間を1時間遅らせてもらったので
温泉に向かう14時10分のバスに乗れるように下山するのがマスト。
茶屋のうどんが効いたのか?復路は嘘のように脚が前に出るし、
体全体が軽くなり、男衆の背中もときどきは見えた。
小仏峠の手前の急な下り坂では、
若い女性ハイカーに「かっこいい~」と言われ、
止まることもできず、スピードをつけたまま駆け下りてしまった。
おかげで「下り」のリズムを体感できたのは収穫かも。
快調といってもだんだんと疲労も蓄積してきたので、
城山茶屋で「みかんタイム」をとってもらうようにTomoさんにお願いした。
記憶がはっきりしないが、どこかで14時10分のバスに
乗れるかどうか微妙という時間に差し掛かり、
リーダーのTomoさんとタケさんは先に降ることになり、
じろーさんに付いてムラちゃんと私が行動を共にすることに。
24km過ぎてからは、階段を下る衝撃が膝や太ももに響いて辛い。
走っても歩いても足が痛いという、初フルマラソンの30キロ過ぎと同じ状態に・・・。
14時16分に無事に下山。総走行時間5時間27分。
(このタイムに見覚えがあると思ったら、初フルマラソンの手元タイムだった)
残念ながらバスには乗り遅れてしまったが、27kmをなんとか完走。
▲ヘロヘロだけど完走記念に一枚。
おそらく「ドM」を一番満喫したのは私だろう。
経験豊富な仲間と走ったことで、走り方や持ち物のこと、
いざというときの対処方法など、学ぶところがたくさんあり大収穫。
アフターランは「ふろっぴぃ」という温泉で汗を流し、
みんなで「ビアマウント」に行き、2時間食べ放題飲み放題。
強風の中の宴会になったけど、
走った後に飲む、生ビールのさわやかなこと。
辛かったことも、楽しかった経験に変わっていく瞬間だ。
みんなの顔も晴れやかに見える。
「新しい仲間ができたのが一番うれしい」と主催者のTomoさん。
出会いが広がる、実り多き秋の一日となった。
それにしても酒好きは、どうして酒好きを引き寄せてしまうのだろう。
高尾駅に移動し、二次会で開いた焼酎ボトルの数は、、、、。公表を控えよう。
みなさま、ありがとうございました。感謝しています。
第2回もどうぞよろしく。
memo
トレラン中に飲んだ水は2リットル。
アミノバイタル3本、ベスパ2個、塩飴、チョコレート2個、おにぎり1個、
うどん1/2杯、みかん1個、パワーバー2本
失敗はこれ↓
ウエストポーチに日焼け止めを入れてきたと思ったのに
見当たらない。どうやら消炎剤のクリームと間違えたよう。
日焼け止めはコインロッカーに預けたバッグに入ったままだった。あ~あ。
それはさておき、、、
高尾山口⇔陣馬お疲れ様でした!復路でシュカさんの走り方を観察していましたが、フォームも綺麗だし、足の置き方も良かったですよ!これからどんどん速くなるんだろうなぁ~なんて思いながら見てました。
第2弾可能であれば年内にやりましょうね!
ではっ!
Tomo2009
10戦完走おめでとうございます。来年のTomoさんの挑戦も楽しみです。Tomoさんにフォーム見てもらえてよかったです。そのお言葉を励みに山に慣れていきます。第2弾、できたら年内にもう1本やりたいですね。ではっ!
めいいっぱい楽しんだ最高の一日になりました。気持ちだけでも楽しんでいただけて何よりです♪♪ 今度は風景や草花の写真たくさん撮ってきます。