新宿三丁目「イル・バカーロ」のバンコにて
2009年 03月 08日
春の大仕事なので、これでだいぶ気が楽になる。
夜、フリーライター友達と新宿三丁目「イルバカーロ」の
バンコ(立ち飲みカウンター)へ。
彼女が来るのをプロセッコ(イタリアのスパークリングワイン)を飲みながら待ち、
GRDIGITALⅡの白黒モードというのを試してみた。
さすがGR。モノクロも撮りたい雰囲気に合わせて、細かな設定ができる。
(まだよくわからず、使いこなせていないけど)
▲プロセッコは300円とりーズナブル
久しぶりに会ったので、それぞれの近況報告が尽きない。
フリーランスでやっていると、自分の中で消化しなければならないことが多く、
気がつかないうちに、くよくよモードのスイッチが入ってしまう。
話してみれば、「よくある話」として笑えたり、
解決策を一緒に考えることができ、ぐーんとモチベーションが高まる。
友達の言葉の中には、「そっか!」という宝物が隠れていることが多い。
だから、ときどき会うことが大事。
これはメールではできないコミュニケーションだと思う。
相談ならメールでもできるけど、「相談するほどでもない」ことって、
知らないうちに、心の底に降り積もってしまう気がした。
フリーの仕事に限らず、日常生活はそういうものかもしれない。
人と会う心地よさや、長電話の快楽ってあるはずなんだけど、
あまりにもメールやブログによるコミュニケーションが当たり前になっている。
そのせいかどうかは分からないけれど、昨日に限らず、
お互い誘うのを遠慮していた、なんてことがよくある。女性同士は特に。
でも、たぶん遠慮はいらない。
「会いたいから、会おう」でいいんだと、自分自身に言ってみる。
それに、これもよく思うことなんだけど、
忙しい人ほど人づきあいにマメなのだ。
デジタルの世の中こそ、アナログも大事にしないと。
昨日の仕事についての結論は、「思いつく限りのことをする」。
「できる限りのことをする」いうのと似ているようで微妙に違う。
なかなかいい言葉だな。
もっと人に会って、もっと話そう。 そんなことを思った春の夜だった。
▲グラスワインの種類が豊富 カプチーノやドルチェもあるのでお酒が飲めない人も楽しめる