栗きんとんと松前漬けをつくる
2008年 12月 29日
少し遠くの「クイーンズ伊勢丹」へお節料理の買い出しに出かけた。
道沿いの家にはお正月飾りがお目見えし、街中に改まった雰囲気が漂っている。
ああ、もうすぐお正月が来るんだな。
ひと通り買い物を済ませてコーヒーを1杯飲み、重たい荷物を担ぎ、
20分ほど歩いて帰宅し、洗いたてのエプロンを掛け、
さっそく栗きんとんづくりにとりかかる。
結婚してからは、実家の母が作るお節料理のうち数品を分担して、
元旦に持ち寄るのが毎年恒例となっている。
今年、初めてつくることになったのが栗きんとんだ。
母のメモが添えてある何十年も前の「きょうの料理」を見ながら挑戦。
ハレの日にいただく料理は、ふだんとは違った緊張感があり、
イモの皮をむくときから、集中して丁寧に行う。
母がつくった栗きんとんの色やつや、練り具合の記憶を手繰り寄せながら仕上げた。
うん、こんなカンジだったような。
(画像では見えないけれど、栗もちゃんと入っている)
松前漬けは金時イモのアク抜きの間につくってみた。
たれは、しょうゆ1:みりん1/2:日本酒1/2の割合。
2瓶つくり、1つは赤唐辛子を入れる。
甘えん坊の愛猫が、いつもより長い昼寝をしていて
栗きんとんづくりに集中できた。
えらいぞ、アントニオ!
明日は大掃除で、あさってはお煮しめを作る予定。