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鈴虫の声を聞きながら小豆を煮る

快食・快便・快眠! 
3つの「快」さえあれば、人間なんとでもなる気さえしてきます。
毎日まいにち母に少しずつできることを試しています。

そのひとつが母の就寝時間をどこにすればいいか?という問題。
早めに寝てくれたら、私の自由時間になるので
一刻も早く寝てほしいのですが、
ありゃりゃというくらいすぐに起きてしまうのです。
体内時計が相当狂っています。
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昨日は22時まで起きていてもらいたくて
鈴虫の声を聞きながら小豆を煮てみました。

昔、母はいろいろな豆をよく煮てくれ、
冷蔵庫にはいつも煮豆がありましたが、母に記憶はありません。
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そういうことはこちらもすっかり慣れてしまい、悲しみの感情はなく、
私と妹に味の記憶があるからいいかと割り切っています。

豆を計量カップではかったり、水で洗ったり、
鍋に移したりと、母ができることもあるので
手伝ってもらうにはいい作業だと思いました。
小豆は食物繊維でお通じにもいいですし、解毒作用があります。

2~3倍の水で中火で下ゆでを2回し、
4倍の水でやらわかくなるまで弱火で煮るはずが、
母がまだ1回しかゆでこぼしてない!というので結局3回下ゆでしました。
鈴虫の声を聞きながら小豆を煮る_d0122797_18411467.jpg

1/3は、味つけなしで料理用にし、
今朝、かぼちゃと一緒に食べてみました。
残りは素精糖であんこに。

豆を煮て眠気を紛らわせてもらい、
22時に寝てもらいましたが、狙い通りにはいきませんね。

小豆を煮たにおいの残る部屋で仕事していたら、
昔インタビューした阿木耀子さんが「豆を煮ながら食卓で
原稿を書くのが好き」とインタビューで言っていた記憶がよみがえりました。
by shukas | 2015-09-12 18:41 | つくる | Comments(0)

フードライター大久保朱夏の暮らし


by shukas
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