群馬県・片品村「トマト祭り」のことを
2012年 10月 07日
群馬県・片品村のトマト祭りの写真を見ながら振り返りレポを。
このお祭りは、標高800mにある片品村の高原野菜のイメージアップと
名物料理を生み出したいという目的で開催された。
わたしは審査員のひとりとして参加し、すべての料理を試食。
お祭り当日は秋晴れ!
こせがれ農家を中心にした元気いっぱいの
若者たちの「尾瀬新鮮組」のブースでは産直品を販売。
唐辛子の仲間もたくさん販売していたので、全種類をおとな買い。
だってお祭りだもん。
トマトジュースの飲み比べもした。
子どもたちによるトマト早食い競争。2個食べるのって結構たいへん。
これが最終優秀賞を獲得したダブルトマバーガー。
ベーコン、チーズを豚肉の薄切り肉で巻き、フレッシュトマトと
セミドライトマトを入れた「ちゃんとトマトの味のするバーガー」だった。
数年前に収穫体験ツアーのお仕事でご縁があった遊楽木舎は
トマトペーストとオレガノを練り込んだ天然酵母パンを。
豆腐屋さんは「豆乳のつめっこ」という郷土料理。
味噌と豆乳とトマトで洋風に味つけしたすいとんを。
そのほかナムルやムース、シフォンケーキなどバラエティ豊か。
最優秀賞を獲得した須藤さんは、片品村で「Foodsbar core」という飲食店を経営。
2年連続最優秀賞をとり、賞品の椿山荘宿泊券をゲット。
一番後ろにいるのが仕掛け人の星野精一さん。
こういう細かな説明も大事。食べる前からそそられる。
盛り上がったのは大根おろし競走。
トマトナムルも須藤さんの料理。バランスのいい味だった。
各ブースとも買ってもらいやすくするための工夫が。
トマトのムースの上には、ジャムをのせて。
祭りの締めはもちつき。子どもたちがのびのびと楽しんでいた。
先ほど子どもたちがおろした大根おろしと、きな粉もちがふるまわれた。
大根おろしに刻んだトマトを混ぜて、おもちと和えてもよかったかな?
冷凍のトマトをおろし金でおろしてかけたり。そんなアイデアが思い浮かぶ。
片品村トマト祭りに出店したみなさん。
ついつい記者魂に火がつき、役場の人よりも前で
撮影をしてしまった。すみません!
朝10時から16時すぎまでトマト祭りの会場でのんびりと過ごし、秋の一日を味わう。
こうしたお祭りが、地域づくりを「自分ごと」として考えるきっかけになると思った。
何よりもイベントに参加する子どもたちのイキイキとした表情が印象的だった。
おとなたちのがんばりは、未来に続く一歩になる。