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伝えるボランティア・福島市へ行く

17日は友人と4人で福島市に行き、
福島の子どもたちを対象にした
夏休み期間中の自然体験や保養プランを紹介するチラシを
小児科と産婦人科に配布してきた。

5月の郡山市に続き「チーム伝えるボランティア」の
2回目の活動となる。

チラシはこちらに
郡山レポはこちらから

早朝に東京を出発し、23の病院を訪問。

「医師会の方針に反するので、たとえ短期間でも
福島を離れた方がいいという情報を提供することはできない」と
チラシの設置を断られた病院がある一方で、
院長からは許可が下りなかったにもかかわらず、
看護婦さんから「個人的にチラシをもらってもいいですか?
いま一番ほしい情報です」と言われ、頭を下げられた病院もあった。

福島ではパソコンをネットにつないでいない人も多いようなので、
必要な情報を必要な人に届けるには、リアルな活動が大事。

福島市ではマスクをつけた子どもが目立ち、
ケータイで駅を撮影していたら、
お年寄りに「ガイガーカウンター」の計測ではないかと
間違えられたりもした。
東京とは少し違う福島の日常。

街の中心部には東北電力があり、いまさらながら、
福島が東電の管轄エリアではないことを思い知らされた。

チラシ配布のあとは、福島市在住の方のお宅に伺い、
いま福島のママが置かれている状況などを
1時間ほどかけてインタビュー。

それから飯坂温泉に行き、
福島餃子と焼肉を食べ、温泉につかって帰路へ。

トレイルランニングと同じ、ボランティアも
現地の食と温泉をセットにできるといいと思う。

伝えるボランティア・福島市へ行く_d0122797_18351230.jpg


深夜に帰宅。
18日は震災から100日、節目の日だった。

温泉で「お風呂ではマスクをつけなくてもいいよね?」と
母親に冗談ぽく言っていた
福島弁の男の子の声が耳に残り、
なかなか寝付けなかった。
by shukas | 2011-06-22 18:38 | かんがえる | Comments(0)

フードライター大久保朱夏の暮らし


by shukas
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