伝えるボランティアを始めた
2011年 05月 20日
広告関係の仕事をしている仲間と
福島の放射能が不安なママと妊婦さんに向けて
「臨時ホームステイ」のチラシを制作。
先日友人2人とともに、
郡山市の産婦人科や小児科、
避難所を回って21カ所に配布してきた。
主旨と最新のチラシはこちらから。
「リフレッシュの目的で利用できますね」と
言ってくれた病院の男性職員は、
生後8カ月の子どものパパで、その目は潤んでいた。
放射能が不安で体調を崩す患者さんが増えたので、
診察時間後にカウンセリングの時間を設けて、放射能の知識を
伝えている意識の高い産婦人科医もいた。
今回のプロジェクトは、企画を考えてコピーワークをした人、
避難所や病院にチラシ設置のお願いの電話をした人、
チラシをデザインした人、
各団体の情報を整理し、確認作業をした人がいる。
これは、みんながふだんしている仕事と同じ。
必要な人に、何をどうやって伝えるか?
震災後、自分の職能があまり役に立たない気がして、
打ちのめされる日々が続いていたけれど、
「伝える」ことで、人の役に立てたことがよかった。
次回は福島市へ行く予定。
※賛同していただける方は、
リンクに飛んでチラシのURLを広めてください。