小春日和の飯能トレイルランニング
2009年 11月 27日
走るコースには、日本におけるトレランのパイオニア、石川弘樹選手の著書
『トレイルランニングを楽しむ』で紹介されている飯能エリアを選んだ。
西武秩父線と平行して登山道があるので、
エスケープルートが確保しやすい
コースプランニングの一例として紹介されている。
自宅からも比較的近いので、のんびりと家を出て、
スタート地点の西武秩父線「吾野駅」へ。
「大高山・天覚山方面」の登山口を探すものの、見当たらず、
地図の通りに、駅の裏手にまわると史跡を示す看板があった。
徒歩15分とあるから、それを見に行ってみようと早くも予定を変更。
走ればもう少し早くつくかな?なんて思ったら大間違い。
急勾配の登り坂で走れず、しっかり15分かかった。
▲岩殿観音窟石カンのほか、
畠山重忠公の馬蹄跡や弘法の硯水なども近くにある。
▲紅葉が見れたのはよかった。
実は、このあたりから稜線に抜ける道があるかもしれないと、
淡い期待を抱いていたのだが、そんな都合のいい道はなく、
もう一度、山を降りて、登山口を探しなおした。
今日のおとめ座の占いが「臨機応変な対応を」だったのを思い出し、
歩きながらプランを練り直す。時間も遅いので、
吾野駅→大高山→天覚山→東吾野駅に短縮。
久しぶりの山だし、フルマラソンの前だし、無理は禁物だ。
山を降りてから程なくして見つかった登山口。
すでに45分経過。
再び急坂を1キロほど登ると稜線に出る。
そこからは「大きなアップダウンはない」と本に書いてあった。
鳥の声も風の音もやみ、一瞬、山の中が静まりかえった。
走りやすいトレイルもあるが、木の根が張り出した上りも多くて汗が出る。
楽ちんトレイルではない。
▲標高493mの大高山の山頂より
▲甘酸っぱくておいしかった、フユイチゴの実。
ジャムや果実酒にもなる。
天覚山までは、必死に走った。
所要時間2時間57分 総走行距離10K
当たり前だけど、
青梅とも伊豆とも甲府とも湯河原とも違う、飯能の山。
男らしくて力強い雰囲気だった。
今度は高麗駅まで走って、
心に決めているアレを食べて帰ろう。
今日走ったコースの山地図。
補給食MEMO
おにぎり1個・たい焼き1個・水500ml(1リットルでもよかったかも)・飴1個